昭和レトロにタイムスリップできるロケ地5選 ― 過去がそのまま残る場所
1947年創業のホテル、昭和50年の茶の間、バウハウス家具の鉄工所。セットではなく、本物の場所。

美術部はたいていの時代セットを組める。それでも、1947年から実際に建ち続けてきた建物には、セットでは絶対に出せないものがある――本物の歳月の摩耗だ。CREAに集まるロケ地から、昭和(とその前後)が「終わっていない」場所を5つ選んだ。
ハトヤホテル(静岡県伊東市) 1947年創業、山上に建つ昭和を代表する豪華ホテル。宇宙船を思わせるチューブ状の空中回廊、シャンデリアが輝くロビー、温泉にカラオケ、ゲームコーナー、バー。建物まるごとタイムマシンだ。
Otonarisanchi(平屋のハウススタジオ) 昭和50年(1975年)頃の日本の暮らしを忠実に再現した木造平屋。当時の家具・調度で満たされた空間は、ドラマの回想シーンや再現VTRで「脚本が覚えている茶の間」そのものになる。
旧海岸第六スタジオ(歴史的鉄工所) 100年以上の歴史を持つ日本を代表する鉄工所の貴重な建物。バウハウス系モダニズム家具、ドイツ・チェコスロバキアから輸入されたアンティーク家具、ヴィンテージカメラのコレクションが空間を構成する。
Studio TACOMA(米軍ハウスをリノベ) かつてアメリカ軍将校が実際に使っていた「米軍ハウス」を改装したレンタルハウススタジオ。リビング&ダイニング、キッチン、バスルーム、モーテル風ベッドルームに可動式ダイナー、そして168㎡の庭。日本に停まったままのミッドセンチュリー・アメリカ。
等々力 ハウススタジオ(東京都世田谷区) 閑静な住宅街に建つ2階建て110㎡。橙の瓦屋根、緑のキッチンタイル、アンティーク家具――シノワズリの要素を基調にしたレトロな異国情緒。メイクルームとフィッティングルームも完備。
複製ではなく、時代そのものを撮る
ここで挙げたのはCREAのタイムスリップ空間の一部だ。ロケーション一覧から時代に合う部屋を探し、保存してチームに共有できる。